vol.1『人』×『エネルギー』 とはなんですか?


■気づくことから始まる


宿を継いで一番最初に始めたことはスタッフの教育。

教育といっても教える、付け加えるといった足し算の教育ではなく、その人の本来の力が発揮できるような、身につけてしまった否定の感情や思いこみの鎧をとる引き算の教育を実践しました。

つまり「本来の自分へと還ることで、内在化された能力が活性化されてくる」という変化です。その効果は如実で、スタッフの意識がどんどん変化していきました。お客様にもその体験をしていって欲しいと思い2011年から「人生に変化が起こる宿」とビジョンを掲げ、人の生き方の気づきの場を創って来ました。人は本来の姿に還ると、身の回りで毎瞬起こっている奇跡のような出逢いや出来事に気づき始めます。感謝や感動が湧くようになり自然と望むことへと想いや行動が進み、人生が豊かになっていくことを実感するのです。

私は多くの人を見てきた中で、人はエネルギー体だと感じています。エネルギーとは、カロリーや燃料のことでなく「人から何となく発せられてるもの」と捉えています。軽やかな状態だと気づきが起こりやすくチャンスに恵まれます。心が閉じたり恐れや焦りがある状態だと上手くいかないことが多いですね。その何となく発せられるものとはいったい何なのか、それはどうのようにしたらより望み通りに発せられるのか。このことに大変興味をもち、人のエネルギーの探求をするようになりました。


■エネルギーの流れを感じる

自分や人から発せられる もの(以下エネルギーと称す) を意図していくと、エネル ギーが高いとか低いとかを 感じれるようになります。 また人同士の中でエネル ギーを高め合ったり、奪い 合ったりしている流れにも気づきます。そんな中で、 「自分はどんなエネルギー で在りたいのか」と人に聞 いてみると、ほとんどの人 が「いいエネルギーでいた い」とか、「エネルギーを 高めていきたい」と答える んですね。もちろん私もで すが(笑)。 では「エネルギーの高め 方」にはどんな方法がある のかと、いろいろ研究する わけです。人によって望む 方向も高め方も水準も違う。 それぞれの感度により方法 がみな異なるのです。だか らまずは私自身が人体実験 (笑)しながら体験し、その 実践と体感覚をお伝えして います。ご縁の杜では、講 演やセミナー、ワークショッ プ、リトリート等、様々な 切り口を通して、その人に とって一番ピン!と来る方 法を体験して頂けたらとイ ベントを開催しています。


■エネルギーの活力が上がると運気も上がる

探求を自ら実践していく うちに、私自身の人生が大 きく好転していくのを実感 しています。二十六才頃ま で超マイナス思考だった私 が、そんなことを考え始め て十六年目。その時には想 像できないくらい今は「自 分らしさ満載」で生きさせ てもらってます。 本来の自分に還ると、本 質的な方向へと進んでいく んです。もちろん苦労がな いわけではなく、むしろ大 変なお役目が増えてる感じ がしますが、ここがポイン トだと思います。挑戦せず に楽に生きることも楽しい でしょうが、私が思うに、 「本来の自分に還る」と、 「本来のお役目=この地球 に生まれてきた意味を現実 化する現象」が起こります。 それは一見、苦難に見えた りもしますが、エネルギー の活力が高いと、目の前に 起こる現象の捉え方も変わってきます。捉え方次第で、自然にひずみなく乗り越えちゃうので、気づくとさらにエネルギーが高まっていたり感謝し合えてたりして、いろいろあったけどこれがあって良かったね、と全ての事柄を良きことに感じる力がつきます。幸せ磁石になるには、軽やかに且つ芯は強く、起きる物事を乗り越える楽しさと自分と人にも優しいこと♪意外と難しいのですが、やり続けると確実に望む方向へと運気も流れていきます。


■場のエネルギー

個人個人のエネルギーが高まってくると、その人達がいる場や通う場のエネルギーも高まってきます。エネルギーの高い場になるとそこに行くだけで何だか心地よくなったり、ご縁が繋がりあったり、ミラクルが起こったり、まさに人生に変化が起こる場になっていくのです。そこが組織などの集合体であれば、お互い の信頼度が高まったり、経 営的にはフロー状態、ス ポーツ的にはゾーンに入る、 などと表現される状態にな る率が高まります。古来の 日本では神社がそういう場 の一つでした。ある神主さ んの言葉→『自ら意図を持 ちて多くの者が通う その道 はエネルギーの集合体とな り「光の架け橋」を場と場 に創り上げ その磁場を広げ ていく』。 エネルギー磁場を創り上 げると、そこを訪れる多く の人のエネルギーも自然と 高まっていく。それならば、 その磁場としての存在にな ろうと!


そうして2016 年より「ご縁」の杜とし て変容を遂げてきました。

そのような流れにより、 さらなるエネルギーの研究 と、人がそれを活力として 高めていける方法を伝えて いくため『人・エネルギ― 研究所』を構想しています。 (ご縁の杜代表 深澤里奈子)

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